赤と紫が、いまメンズ服で目立っている
海外のメンズファッションでは、ここ数シーズン「無難なベージュやグレー」から一歩進んだ、強い色使いが目立つようになっています。なかでも注目されているのが、赤と紫の組み合わせです。パリのメンズコレクションでも、赤いアウターに紫系のパンツ、紫のトップスに赤いジャケットなど、かなり印象的な配色が多く見られました。
一見すると上級者向けに感じますが、恋愛やデートの場面で考えると、この色合わせは意外と使えます。黒やネイビーだけでは出しにくい「余裕」「遊び心」「記憶に残る感じ」を出せるからです。
海外で注目される理由
ここ数年のメンズ服は、静かな高級感やミニマルな色が人気でした。もちろん清潔感はありますが、全員が似たような服になると、印象に残りにくいのも事実です。その反動として、赤や紫のような感情のある色が再評価されています。
赤は情熱、活力、男らしさを感じさせる色。一方で紫は、色気や個性、少しミステリアスな雰囲気を持っています。この2色をうまく混ぜると、単なる派手さではなく「大人のクセ」が出ます。デートで相手に覚えてもらうという意味では、かなり強い武器になります。
日本男性が取り入れるなら、まずは小さく
とはいえ、日本の街中や初デートで、全身を赤と紫にするのはかなり難易度が高めです。特に女性側がきれいめやナチュラル系の服装なら、男性だけがランウェイのような格好だと浮いてしまうこともあります。
おすすめは、赤か紫のどちらかを主役にして、もう一方を小物で入れる方法です。たとえば、ワインレッドのニットに、紫がかったマフラー。赤みのあるブラウンの靴に、くすみパープルのシャツ。派手な原色ではなく、深みのある色を選ぶと大人っぽくまとまります。
デートで使いやすい組み合わせ
- 黒のコート、ワインレッドのニット、濃紺デニム
- ネイビーのジャケット、くすみ紫のシャツ、グレーのパンツ
- 白T、赤系カーディガン、紫がかったスニーカー
- チャコールのセットアップ、ボルドーの靴下、ダークブラウンの革靴
実生活での活かし方
初デートなら、顔まわりに強すぎる赤を置くより、靴下、インナー、バッグなどで軽く見せるのが安全です。2回目以降のデートや、夜の食事、バー、ライブ、映画館のような少しムードのある場所なら、赤ニットや紫シャツも使いやすくなります。
また、赤と紫は黒との相性が良いので、普段から黒パンツや黒アウターが多い男性ほど挑戦しやすい配色です。全体を暗めにまとめて、色だけを一点差すと、頑張りすぎていないのに印象が残ります。
注意したいポイント
気をつけたいのは、安っぽく見える光沢素材や、彩度が高すぎる組み合わせです。真っ赤なパーカーに鮮やかな紫パンツのような着方は、キャラが立つ反面、恋愛の場では相手を選びます。まずはボルドー、バーガンディ、プラム、ラベンダーグレーのような落ち着いた色名で探すと失敗しにくいです。
もう一つ大事なのは、服だけで勝負しないことです。色で個性を出すほど、髪型、靴の清潔感、サイズ感の乱れは目立ちます。派手な色を着る日は、シルエットをシンプルにして、香水やアクセサリーは控えめにするとバランスが取れます。
まとめ
赤と紫の組み合わせは、海外のメンズファッションで勢いを増している配色です。日本の男性がデート服に取り入れるなら、原色で攻めるより、ワインレッドやくすみパープルを小さく使うのが現実的。清潔感をベースに、少しだけ色気と遊び心を足すことで、いつもの服装を恋愛向きにアップデートできます。
参考:The Color Combination That’s Taking Over Menswear Right Now