“寝起きっぽい”のにおしゃれな髪が注目されている
海外のメンズグルーミング界隈で、あえて整えすぎない「ベッドヘア」風の髪型が話題になっています。きっかけのひとつは、若手インディーアーティストのマルコム・トッド。ステージやキャンペーンビジュアルで見せる髪は、まるで起きてそのまま出てきたような無造作感がありますが、実は計算されたスタイルです。
ポイントは、ただの寝ぐせではなく、短めのレイヤーと毛束感で作る“ラフに見える清潔感”。日本の男性にも取り入れやすく、休日のカジュアル服や古着、シンプルなTシャツスタイルとも相性がいい髪型です。
海外で注目される理由
この髪型が支持される理由は、キメすぎていない自然体の雰囲気にあります。海外では、ブリットポップやモッズ風のムードを感じさせる前髪ありのショートレイヤーが再注目されています。髪を前に流し、あえてランダムに散らすことで、少年っぽさと色気の両方を出せるのが魅力です。
また、SNS映えするのも大きな理由です。正面だけでなく横や後ろから見ても立体感が出やすく、写真や動画で“雰囲気がある人”に見えやすい。完璧なセットよりも、少し崩れているくらいが今の空気に合っています。
日本男性が取り入れるならここが重要
日本で同じ雰囲気を目指すなら、美容室でのオーダーが大切です。「寝ぐせっぽくしたい」だけでは伝わりにくいので、具体的に短めのレイヤー、動きのある毛先、重すぎない前髪と伝えるのがおすすめです。
- 前髪は眉に少しかかる程度か、目に入らない長さにする
- トップは軽く動きが出るようにレイヤーを入れる
- サイドは膨らみすぎないように調整する
- 襟足は伸ばしすぎず、清潔感を残す
髪質が硬い人は、量を減らしすぎるとツンツンしすぎる場合があります。逆に猫っ毛の人は、軽くしすぎるとボリュームが出にくくなるため、担当美容師と相談しながら調整しましょう。
実生活でのスタイリング方法
朝のセットは難しく考える必要はありません。髪を軽く濡らして寝ぐせを整えたあと、ドライヤーで前方向に乾かします。完全にきれいにブローするのではなく、根元だけふんわりさせ、毛先は少し散らすイメージです。
スタイリング剤は、ツヤが強いジェルよりも、マット系のワックスやドライ質感のヘアペーストが向いています。少量を手のひらに伸ばし、前髪とトップを中心にもみ込んで、最後に指先で毛束をつまむだけで十分です。
おすすめの合わせ方
- 白Tシャツやタンクトップで抜け感を出す
- 古着のデニムやワークパンツと合わせる
- ヒゲを整えて大人っぽさを足す
- 眉毛を整えて“だらしなさ”を防ぐ
注意点は“清潔感”とのバランス
ベッドヘア風で一番避けたいのは、本当に寝ぐせのままに見えることです。髪が脂っぽい、フケが目立つ、前髪が重すぎると、狙った無造作感ではなく不潔な印象になりやすいので注意しましょう。
特に日本の職場や学校では、海外のアーティストほど自由なヘアスタイルが受け入れられない場面もあります。ビジネス寄りに見せたい日は、前髪を少し横に流し、サイドを抑えるだけでも印象が変わります。
まとめ
寝起き風ヘアは、手抜きではなく“手をかけすぎていないように見せる”髪型です。短めレイヤー、前に流す前髪、マットな質感の3つを意識すれば、日本男性でも自然に取り入れられます。
キメすぎない髪型に挑戦したい人や、服装をシンプルにしても雰囲気を出したい人にはぴったり。次に美容室へ行くときは、無造作で動きのあるショートレイヤーを相談してみるのもありです。
参考:Malcolm Todd’s Hair Looks Like He Just Woke Up. That’s the Point